日本カウンセリング学会第47回大会シンポジウム「インターネットとどう向き合うか」で五十嵐准教授が指定討論を務めます

五十嵐准教授が、日本カウンセリング学会第47回大会(名古屋大学)準備委員会企画シンポジウム(2)『インターネットとどう向き合うか』で指定討論を務めます。

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大会準備委員会企画シンポジウム (2) 『インターネットとどう向き合うか』

2014年8月31日(日) 13:00~15:00

企 画:津田 恭充(愛知学泉大学)
高沢 佳司(横浜保育福祉専門学校)
小池 春妙(名古屋大学)
司 会:津田 恭充(愛知学泉大学)
話題提供者:山脇 彩(名古屋大学)
藤 桂(筑波大学)
三島 浩路(中部大学)
指定討論者:五十嵐 祐(名古屋大学)

インターネットが普及して久しいが,技術の発展はとどまることを知らず,さまざまな情報機器とサービスが現在進行形で次々と誕生している。とりわけ,スマートフォンや SNS(LINE,Twitter,Facebook,mixi などのソーシャルネットワーキングサービス)の登場はインターネット利用のあり方を大きく変化させ,いわゆる「既読スルー」や「LINE 外し」などが子ども達の間で新たな悩みの種になっている。これらは従来からあるインターネット依存やインターネットいじめの観点からとらえることもできるし,そこに新しい視点を加えてとらえることがより適切かもしれない。いずれにしても,インターネットにまつわる問題は少なくとも表面的には多様化・複雑化している。このことは,インターネットとどう向き合うかについて再考する必要性を我々に迫っているように思われる。そこで本シンポジウムでは, インターネット利用に関する代表的な問題について,以下の 3 名の先生方に論じていただくことにした。

  1. 山脇彩:子どものインターネット利用・インターネット依存について
  2. 藤桂:インターネット上での攻撃性について
  3. 三島浩路:子どもの携帯電話やスマートフォン利用に対する制限と今後の方向性について

幅広い観点から議論を展開するため,指定討論には,主に社会心理学の立場からインターネットについて研究を行っている五十嵐祐先生をお招きする。フロアとの質疑応答も交えながら,我々や子どもがインターネットとどう向き合うべきなのかを探りたい。

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