2015年度・第4回名古屋社会心理学研究会のお知らせ(12月12日)
2015年度第4回名古屋社会心理学研究会(NSP)を以下の通り開催します。発表者は明治大学情報コミュニケーション学部の脇本竜太郎氏です。
本研究会への参加は無料であり、どなたでも自由にご参加いただけます。また、事前連絡も必要ありません。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
日時
2015年12月12日(土)15:00-17:00
場所
名古屋大学教育学部2F 第3講義室
発表者
脇本 竜太郎 氏(明治大学情報コミュニケーション学部)
タイトル
不倫は因果である:不倫および不倫の意図が因果応報的推論に及ぼす影響
概要
「普段の行いが悪いから痛い目を見るんだ」といった因果応報的な推論(immanent justice reasoning)は,かつて認知的未成熟さから生じるものと考えられ,主に発達の文脈で研究が行われていました。しかし,2000年代以降はそのような発達的な説明が見直され,公正さの追求という観点から検討されるようになっています。今回は,不倫している人物が事故(交通事故・食中毒事故)に遭遇するというシナリオを用いて,先行研究の結果が追試されるか,また実際に不倫はしておらず意図のみを持っていた場合でも因果応報的推論が生じるかについて検討した研究について報告します。なお,IGRS先生からしつこく「今回の研究はアクションリサーチですか?」と訊かれるのですが,そのようなことはございません。
連絡先
名古屋社会心理学研究会事務局(担当:白木 socialpsychology758 [at] gmail.com)