お知らせ // 論文・書籍

「東海心理学研究」への論文掲載が決定しました

「東海心理学研究」に、以下の論文が掲載される予定です。

白木優馬 (印刷中). 実るほど稲穂は首を垂れるか?―地位と感謝の関連における矛盾の解消― 東海心理学研究

論文はこちら (PDF)

和文要約

これまで,地位は感謝の気持ちに影響を与えることが明らかにされてきた。しかし,従来の研究では,地位と感謝の間に負と正の両方の関連が確認されており,一貫性がない。本研究は,この原因が二種類の地位の混同にあると想定して検討した。具体的には,他者を恐怖によって支配する支配型の地位と,周囲の他者から尊敬を集める名声型の地位のそれぞれが,感謝特性と負および正の関連を持つという仮説を検証した。クラウドソーシングワーカー502名を対象とした質問紙調査の結果,仮説は支持され,二つの地位は感謝特性と対照的な関連を持つことが明らかとなった。なお,地位と感謝特性との関連は,Bigfiveのパーソナリティ特性を統制した上でも有意であった。最後に,地位と感謝との対照的な関連の原因について議論した。

日本社会心理学会第58回大会で発表を行います

2017年10月28日~29日に開催される日本社会心理学会第58回大会(広島大学)で、以下の発表を行います。

【口頭発表】

  • 五十嵐祐・平島太郎 (2017). Generalized trust and generalized social selection processes in social networks(10月28日 9:45~10:00)
  • 平島太郎・五十嵐祐 (2017). Seeking a sense of power or security from personal communities: Motivational basis of community affiliation(10月29日 14:35-14:50)
  • 加藤仁・五十嵐祐 (2017). How am I popular really?: Egocentric orientation in social network memory task(10月28日 10:55~11:10)
  • 古橋健悟・五十嵐祐 (2017). Mortality salience and altruistic egoism in groups: Focusing on social identity and group permeability(10月29日 9:30~9:45)

【ポスター発表】

  • 白木優馬・五十嵐祐 (2017). Do the boughs that bear most hang lowest?:The relationships of trait-level gratitude with self-reported prestige and dominance(10月28日 17:00~18:30)

日本心理学会第81回大会で発表を行います

2017年9月20日~22日に開催される日本心理学会第81回大会(於:久留米シティプラザ)で、以下の発表を行います。

【ポスター発表】

  • 玉井颯一・五十嵐祐 (2017). 集団主義傾向と他者の態度が排斥の支持に及ぼす影響(9月22日(金) 11:20~13:00)

博士後期課程の白木優馬が名古屋大学学術奨励賞を受賞

博士後期課程3年の白木優馬が平成29年度名古屋大学学術奨励賞を受賞しました。

名古屋大学学術奨励賞は、大学院博士課程後期課程に在学する学生で、人物・研究水準ともに優秀、かつ、研究科長及び指導教員から推薦のあった者を対象に受賞者を決定し、表彰を行うものです。授賞式では、総長からの表彰とともに、受賞者による研究紹介が行われました。

平成29年度名古屋大学学術奨励賞(人文社会系)

受賞者:白木 優馬

テーマ:感謝感情に基づく「恩送り」の社会的伝播:社会心理学的アプローチによる実験的検討

名古屋大学学術奨励賞

2017年度・第1回名古屋社会心理学研究会のお知らせ(7月8日)

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2017年度第1回名古屋社会心理学研究会(NSP)を以下の通り開催します。発表者は京都大学こころの未来研究センターの柳澤邦昭氏です。

本研究会への参加は無料であり、どなたでも自由にご参加いただけます。また、事前連絡も必要ありません。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

日時

2017年7月8日(土)15:00-17:00

場所

名古屋大学教育学部2F E・F演習室

発表者

柳澤 邦昭 氏(京都大学こころの未来研究センター)

タイトル

モノとコト消費を期待する脳

概要

新しい商品を所有したり(物質的消費 or モノ消費)、特別な体験や経験をすること(経験的消費 or コト消費)で、私たちはさまざまな喜びや幸せを感じます。この幸せな気分は、それらの消費行動を頭に思い描き、消費の到来を期待しているときにも得られると言います。近年では期待の認知・情動処理がストレス低減や精神的健康の高まりと関連する可能性も指摘されています。では、このような消費の期待は(1)どのような脳のメカニズムによって実現されているのでしょうか?(2)モノ消費とコト消費の期待ではそれぞれどの脳領域が関わっているのでしょうか?(3)これらにどのような個人差要因が関わってくるのでしょうか?本発表では、最近行った2つのMRI実験の結果に基づき、上記の問いに対する現段階の回答を提示しようと思います。さらに、消費心理の研究に神経科学的アプローチを持ち込むことにどのようなメリットがあるのか、皆さまと議論したいと思います。

名古屋社会心理学研究会 (NSP)

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