お知らせ

第1回 卓越・先端・次世代研究シンポジウム(於:名古屋大学)で五十嵐准教授がスピーカーを務めます

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五十嵐准教授が、名古屋大学で開催される「卓越・先端・次世代研究シンポジウム」(第1回)でスピーカーを務めます。

日時:2016年6月29日(水) 09時30分-16時20分

   (五十嵐准教授の発表は9時55分-10時15分です)

場所:名古屋大学 アジア法交流館2階 コミュニティフォーラム

日本語版Qualtricsマニュアル(非公式版)Ver. 1.07公開のお知らせ

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オンラインアンケート作成サービスQualtrics(http://www.qualtrics.com/)の利用マニュアルをVer. 1.07に更新しました。回答者のブラウザに関するメタ情報の取得方法や保存時の注意事項が加わりました。

Ver. 1.07 (2016/4/08)

以下の項目を追加・修正。

  • 追加

    • 2.8 メタ情報に関する質問
    • 2.9 保存時の注意事項
  • 修正

    • JQueryがスマホデザインに対応するようになりました

Qualtrics日本語マニュアル (PDF)

五十嵐研究室 2015年度の業績一覧を公開しました

2015年度の五十嵐研究室の業績は以下の通りです。

著書

  • 五十嵐祐 (2016). オンラインとオフラインの対人関係(第9章) 大坊郁夫(監修)・谷口淳一・金政祐司・木村昌紀・石盛真徳(編) 対人社会心理学の研究レシピ: 実験実習の基礎から研究作法まで(pp. 109-130) 北大路書房 amazon

論文(査読有)

  • 浅野良輔・五十嵐祐 (2015). 精神的健康・幸福度をめぐる新たな二者関係理論とその実証方法 心理学研究, 86, 481-497. PDF

  • Betsch, C., Böhm, R., (remaining authors in alphabetical order) Airhihenbuwa, C., Butler, R., Chapman, G., Haase, N., Herrmann, B., Igarashi, T., Kitayama, S., Korn, L., Nurm, Ü-K., Rohrmann, B., Rothman, A., Shavitt, S., Updegraff, J. A., & Uskul, A. (2015). Improving medical and health decision-making through culture-sensitive health communication: An agenda for science and practice. Medical Decision Making. doi: 10.1177/0272989X15600434 PDF

  • 加藤仁・五十嵐祐 (2016).自己愛傾向と自尊心がゲームへの没入傾向に及ぼす影響 心理学研究, Advance online publication. doi.org/10.4992/jjpsy.87.14033 PDF

  • 佐藤有紀・吉田俊和 (印刷中). 個人達成と協力の両立 ―報酬認知とプレッシャーが目標外職務の遂行に与える影響― 東海心理学研究 PDF

  • 佐藤有紀・五十嵐祐 (印刷中). 職務目標と従業員の制御焦点との関連 対人社会心理学研究, 16. PDF

  • 玉井颯一 (印刷中). 戦略的な社会的排斥に対する正統性評価が内集団成員に対する排斥の容認に及ぼす影響 東海心理学研究, 10. PDF

  • 樽井この美・五十嵐祐 (印刷中). 集団成員の制御焦点が集団内での沈黙に与える影響 対人社会心理学研究, 16. PDF

論文(査読無)

  • 佐名龍太・五十嵐祐 (2015). 居住国の肥満率と体型情報に基づく対人印象の判断:国際調査による検討 名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(心理発達科学), 62, 39-48. PDF

  • 白木優馬・五十嵐祐 (2016). 心理学研究におけるクラウドソーシングの利用 名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(心理発達科学), 62, 97-105. PDF

翻訳

  • カドゥシン, C.(五十嵐祐・監訳)(2015). 社会的ネットワークを理解する 北大路書房 amazon (T. Igarashi (Ed.), Shakai teki network wo rikai suru. (Translation into Japanese of the book: “Understanding social networks: Theories, concepts, and findings” by Charles Kadushin, Oxford University Press). Kyoto, Japan: Kitaohji-Shobo.)

  • 平島太郎 (2015). 第9章 ネットワーク、影響、普及・拡散 五十嵐祐(監訳)社会的ネットワークを理解する 北大路書房 pp.181-216.

  • 加藤仁 (2015). 第5章 社会的ネットワークの心理学的基盤 五十嵐祐(監訳)社会的ネットワークを理解する 北大路書房 pp. 71-95.

  • 佐藤有紀 (2015). 第1章 イントロダクション 五十嵐祐(監訳)社会的ネットワークを理解する 北大路書房

シンポジウム・講演

  • 五十嵐祐 (2015). 心理学はどのように人間の幸福に寄与できるのか 金井篤子(企画・話題提供・司会)・川口潤(企画)・筒井雄二(話題提供)・松本真理子(話題提供)・五十嵐祐(話題提供)・大坊郁夫(指定討論)日本心理学会第79回大会 大会準備委員会企画シンポジウム 名古屋国際会議場.

  • 平島太郎 (2015). 社会心理学におけるSEMの応用 伊藤大幸(企画・話題提供)・平島太郎(話題提供)・行廣隆次(話題提供)・大津起夫(指定討論)・谷 伊織(司会)心理学研究における構造方程式モデリング (SEM) の役割とピットフォール:SEMとの「正しい付き合い方」とは 日本心理学会第79回大会公募シンポジウム 名古屋国際会議場.

学会発表(国外)

  • Allison, J., Zhao, X., Gillath, O., Alonso-Arbiol, I., Abubakar, A., Adams, B., Autin, F., Brassard, A., Carcedo, R., Catz, O., Cheng, C., Conner, T., Igarashi, T., Kafetosios, K., Kamble, S., Karantzas, G., & Mendia., R (2016). The Role of Culture and Attachment Style in Friendship Network Across 21 Nations. The 17th annual meeting of the Society for Personality and Social Psychology. San Diego, USA.

  • Igarashi, T., & Hirashima, T. (2016) “Being Everyone’s Friend” is Shunned by Everyone: Social Networking Motivations as Origins of Social Selection Process. The 17th annual meeting of the Society for Personality and Social Psychology. San Diego, USA.

  • Kuwahara, K., & Igarashi, T. (2016). Save the Forest for the New Century, in the Loving Place: Promoting Forest Preservation by Virtue of “Far-Future” Generation and Place Attachment. The 17th annual meeting of the Society for Personality and Social Psychology. San Diego, USA.

  • Same, R., & Igarashi, T. (2016). Silhouettes Say a Lot About Neat or Sloppy Personality: Impression Formation Based on Minimal Body-Shape Information. The 17th annual meeting of the Society for Personality and Social Psychology, San Diego, USA.

  • Shiraki, Y. & Igarashi, T. (2016,January). Kind-Heartedness Connects the World: Need for Relatedness as Key Attachment of Gratitude and Charitable Donation. The 17th annual meeting of the Society for Personality and Social Psychology. San Diego, USA.

  • Tamai, R. & Igarashi, T. (2015). Strategic Ostracism as Legal Sanction: The Effects of Rhetorical Legitimization. The 11th Biennial Conference of Asian Association of Social Psychology. Cebu, Philippines.

  • Tarui, K. & Igarashi, T. (2016). How Power and Personality Bring Out the Best Strategies for Team Success. The 17th annual meeting of the Society for Personality and Social Psychology. San Diego, USA.

学会発表(国内)

  • 五十嵐祐・平島太郎 (2015). The Interplay of Safety and Effectance Motivation in Social Networks. 日本グループ・ダイナミックス学会, 奈良大学.

  • 五十嵐祐・平島太郎・加藤仁 (2015). Do the Perceptions of Relational Mobility Work as “Second Sight” of Dynamics in the Second-order Network Zone? A Longitudinal Analysis. 日本社会心理学会第56回大会, 東京女子大学.

  • 平島太郎・佐藤有紀・加藤 仁・五十嵐祐 (2015). ネットワーキングの動機づけが小集団での課題遂行における援助行動に及ぼす影響 日本社会心理学会第56回大会, 東京女子大学.

  • 平島太郎・五十嵐祐 (2015). 感情の読み取りと社会的ネットワーク・サイズの関連 —「まなざしから心を読む」テストを用いた検討— 日本心理学会第79回大会, 名古屋国際会議場.

  • 加藤仁・五十嵐祐 (2015). ソーシャルゲームへの没入を促進・抑制する要因の実験的検討 日本社会心理学会第56回大会, 東京女子大学.

  • 加藤仁・北折充隆・五十嵐祐 (2015). 歩きスマホ行動と自己愛傾向との関連 —地下鉄内での行動観察に基づく検討― 日本心理学会第79回大会, 名古屋国際会議場.

  • 佐名龍太・五十嵐祐 (2015). 周囲の環境の肥満率と体型情報に基づく対人印象の判断 —国際調査による検討— 日本社会心理学会第56回大会, 東京女子大学.

  • 白木優馬・五十嵐祐 (2015). 感謝によるペイフォワードの促進 —負債感との概念的弁別に基づく検討— 日本心理学会第79回大会, 名古屋国際会議場.

  • 白木優馬・五十嵐祐 (2015). 感謝喚起による間接互恵行為の促進プロセス —関係性欲求の充足に着目した検討— 日本社会心理学会第56回大会, 東京女子大学.

  • 玉井颯一・五十嵐祐 (2015). 刑罰としての社会的排斥の支持 —地位の正統性と立案根拠との関連から— 日本社会心理学会第56回大会, 東京女子大学.

  • 樽井この美・五十嵐祐 (2015). 課題集団における協調的・競争的戦略への志向性 —勢力およびパーソナリティとの関連から— 日本社会心理学会第56回大会, 東京女子大学.

  • 樽井この美・五十嵐祐 (2015). 集団成員の制御焦点が集団討議場面における沈黙に与える影響 日本心理学会第79回大会, 名古屋国際会議場.

ワークショップ・研究会発表

  • 五十嵐祐 (2015). Qualtricsによるオンラインアンケートの作成 五十嵐祐(企画・講演者)・平島太郎(講演者)・白木優馬(講演者)日本心理学会第79回大会 チュートリアルワークショップ 名古屋国際会議場.

  • 加藤仁 (2016). ソーシャルゲームへの没入は「なぜ」そして「どのように」起こるのか?:社会心理学的アプローチに基づく検討 第40回WebLab Meeting, 東京経済大学.

研究助成

賞罰

情文カフェ(第30回)で五十嵐准教授がスピーカーを務めます

五十嵐准教授が、名古屋大学情報文化学部の「情文カフェ」(第30回)でスピーカーを務めます。

日時:2016年2月24日(水) 18時00分より

場所:情報文化学部棟(全学教育棟北側)2階 Phonon

スピーカー:五十嵐 祐 准教授(教育発達科学研究科)

タイトル:社会的ネットワークを理解する

概要: 社会的動物である人間は、つながり、すなわち社会的ネットワークを基盤として集団を構築することで、さまざまな問題に対処してきました。人間は、安心をもたらす同質で閉じたつながりを求める普遍的な「こころ」の性質をもちます。その一方で、個人や社会、集団にとって大きな利益をもたらすのは、「効果性」の高いつながり、すなわち、異質性が高く、新しい機会を提供し、効率的な情報伝達をうながす開かれたつながりです。しかし、こうしたつながりは必ずしもネットワーク内で普遍的にみられるわけではありません。また、効果性の高い社会的ネットワークの構造は、集団の階層化や特定の個人への勢力の集中をもたらし、集団成員の平等や公正をおびやかす可能性もあります。このように、効果性の高いつながりを形成することが、人間のどういった「こころ」の性質に根差しているのかについては、多くの議論が残されています。今回は、他者一般への信頼、自己愛傾向、ネットワーキングの動機づけといった、さまざまな「こころ」の性質が、社会的ネットワークの構造をいかにして規定するのかを紹介します。

「情文カフェ」(第30回)

研究員の加藤仁が平成27年度の電気通信普及財団の研究調査助成に採択

研究員の加藤仁が,平成27年度の電気通信普及財団の研究調査助成に採択されました。

採択者:加藤仁(研究員)

題目:「SNSにおける『つながり』のリスク:社会的ネットワーク理論に基づく実験的検討」

(公財)電気通信普及財団

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