お知らせ
博士後期課程の平島太郎が豊秋奨学会の海外渡航旅費助成研究者に選出されました
博士後期課程の平島太郎が,豊秋奨学会の平成26年度海外渡航旅費助成研究者として選出されました。
助成対象者:平島太郎 (D3)
題目:Social network motivations and ego-centric network structures.
発表学会:The 16th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology
この記事へのリンク | 2014-10-30
五十嵐ゼミの卒論生の大学院合格をお祝いしました
五十嵐ゼミの卒論生(樽井この美さん)が大学院に合格されました。
そこで、五十嵐ゼミの院生一同で、ささやかですがお祝いをさせて頂きました!
お祝いしたい気持ちはあるものの、お祝いすることに慣れていない院生一同はあたふた。
(樽井さんも気が気ではない様子です...)
しかし、そんな時に五十嵐先生の計らいでお祝いの定番BGM「さざ波の音」が流れ、
お祝いは大盛況(?)のうちに幕を閉じたのでした。
改めまして!
樽井さん 大学院合格おめでとうございます!!
この記事へのリンク | 2014-10-3
2014年度・第3回名古屋社会心理学研究会(NSP)のお知らせ(10月25日)
2014年度第3回名古屋社会心理学研究会(NSP)を以下の通り開催します。発表者は愛知教育大学の黒川 雅幸氏です。
本研究会への参加は無料であり、どなたでも自由にご参加いただけます。また、事前連絡も必要ありません。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
日時:2014年10月25日(土)15:00-17:00
場所:名古屋大学教育学部1F 大会議室
発表者:黒川 雅幸 氏 (愛知教育大学)
テーマ:もったいない感情に関する研究
概要:「もったいない」とは日本において長い間受け継がれてきた倹約の精神であり,モノが豊かではなかった時代においては,倫理として教育されてきた。モノが豊かな時代になっても,環境破壊を最小限に抑え,資源利用を持続的に行うために,今なお「もったいない」をスローガンに掲げた活動は様々なところで見られる。ところで,ある対象への金銭,時間,労力といった投資をし続けることが損失になると分かっていても,それまでの投資を惜しみ,投資をやめられないということがある(埋没効果:sunk cost effect)(Arkes & Blumer, 1985)。例えば,ダム建設や道路工事といった公共事業にも該当するケースはあるだろう。この経済的な不適応行動に影響しているのは「もったいない」と感じることであると考えられる。埋没効果は低次の動物や子どもには観察されない現象であると指摘されており(Arkes & Ayton, 1999),「もったいない」と感じることは比較的高次な活動であると推察できる。 本発表では,「もったいない」を認知的感情として捉え,感情としてもつ機能や,「もったいない」と感じやすい個人差,発達的変化に関する研究などについて報告したいと思う。
連絡先:名古屋社会心理学研究会事務局(担当:平島 socialpsychology758 [at] gmail.com)
この記事へのリンク | 2014-9-29
博士後期課程の加藤仁がThe 16th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology (SPSP2015) でTravel Awardを受賞
博士後期課程の加藤仁がThe 16th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology (SPSP2015) でTravel Awardを受賞しました。
受賞者:加藤仁(D3) ※共著者:五十嵐祐
受賞学会:The 16th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology(2015年2月26日~2月28日開催 於:Long Beach, California)
受賞名:Student Travel Award
発表題目:An Esteem Freak: The Effects of Narcissism and Self-Esteem on Immersion in Social Network Games
The 16th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology
この記事へのリンク | 2014-9-16
五十嵐研究室 夏の読書会を行いました
9月1日と2日に五十嵐研究室で読書会を行いました。
五十嵐研究室では読書会を年に2回開催しており,今回で3回目になります。
今回の読書会のテーマは,“Back to Basics ‐温故知新‐”でした。
そこでテキストとして『The Handbook of Social Psychology』の1st Edition (1954) と2nd Edition (1969) を購読しました。
各メンバーの担当章(一部のみ)は,以下をご参照ください。
加藤 仁 Personality and Social Interaction (by David Marlowe & Kenneth J. Gergen)
平島太郎 Attitude Measurement (by William A. Scott)
佐藤有紀 Industrial Social Psychology (by Victor H. Vroom)
佐名龍太 Prejudice and Ethnic Relations (by John Harding, Harold Proshansky, Bernard Kurtner, & Isidor Chein)
玉井颯一 Mass Phenomena (by Roger W. Brown)
白木優馬 The social significance of animal studies (by D. O. Hebb & W. R. Thompson)
寺嶌裕登 Social Motivation (by Leonard Berkowitz)
鈴木伸哉 Experimental Studies of Group Problem Solving and Process (by Harold H. Kelly & John W. Thibaut)
どちらのEditionも認知革命以前に書かれたものということで,議論の多くが“現代の心理学とは人間観が大きく異なること”,“その中でも現代の心理学に通ずるところはあるのか?”に集まりました。
古典的な心理学の知見をレビューする機会はなかなか持てないことから,メンバー一同,興味深く購読&ディスカッションしていました。
この記事へのリンク | 2014-9-3